尼崎のロータス・オデオンでは、フィリピン共和国とコロンビア共和国出身のおふたりが、デイサービスの場で活躍されています。歴史や文化の違う日本で、どのように活躍しているのか、実際にお仕事をされている様子を交えてご紹介いたします。

小さい頃、大好きな祖父と祖母にたくさん遊んでもらいました。
おじいちゃんやおばあちゃんが大好きです。

リベラ・ジャスミン・マヨさん / ロータス・オデオン 介護士

母国フィリピンではコンピューターサイエンスの学位を持ち、看護師の勉強もされていたリベラさん。ご家族の中にはお医者さんや看護師さんらがいらっしゃるとのことで、人を助けるのが好きな一家です。明るくてとても優しい彼女は、ゴールキーパーをしている息子さんのサッカー試合を観にいくのが週末の楽しみだそうです。

来日されてからここまでの経緯は?

2003年に日本語を勉強するために来日しました。親類が日本にいることもあり不安は全くありませんでした。県立尼崎病院にて4~5年間、看護師のアシスタントをしていました。神経内科で寝たきりの方々のお世話をする仕事でした。それに、フィリピンではお年寄りのお世話をするのはごく普通のことなので、私にとってはこの仕事を選ぶのは自然なことでした。

ロータス・オデオンでの仕事はどうですか?

皆さんの笑顔や楽しそうな顔を見るととても嬉しいし、やりがいを感じます。人との触れ合いや、人と関わるのは大好きです。相手の気持ちを一番大切にしますね。元気のない人をみると、気分を盛り上げてあげたい、独り暮らしでさみしく感じている方にも明るくなってほしい、と思います。

また、ここは病院ではないけれど、命を預かっている、と思いながら仕事をしています。

「ありがとう。」「やさしいね。」と笑顔で言われると、本当に嬉しいです。

リベラさんにとって介護とは?

フィリピンでは、お年寄りが家族と一緒に暮らしていなくても家族とのつながりは大変深いです。私も、おじいちゃんとおばあちゃんが大好きで、毎日彼らの家に遊びに行っていました。いろんなことを教えてくれましたし、とても楽しかったです。ですので、お年寄りのお世話をすることはごく自然であたりまえで、「介護とは」と考えたことはありません。

人との交流、文化の交流に興味があります。
人と関わるのが大好きです。毎日が人生の学びの場ですね。

クリスティーナ(E・C・M)さん / ロータス・オデオン 介護士

ご家族にはお医者さんや看護師さん、歯医者さんなどがおられ、人のお世話をするのはごく自然なこと、と語るクリスティーナさん。礼節を重んじる姿は素敵、今までの社会を築いて下さったお年寄りの方々には何か恩返しをしたい、とも言う彼女は3人のお子さんのお母さん。文化の交流にも関心を持っています。

来日されてからここまでの経緯は?

コロンビアで仕事をしていた日本人男性(現在のご主人)と出会い、結婚して日本に嫁いできました。

(母国コロンビアの)大学では社会福祉学を専攻していました。病院でヘルパーの仕事も少ししたことがあります。卒業後、石油関係の大きな会社で、退職者とその家族の為のレクリエーションプログラムを企画する仕事をしていました。なので、今ごく自然に介護の仕事をしています。

ロータス・オデオンでの仕事はどうですか?

とてもやりがいがあります。「帰りたい」ばかり言っていた人が言わなくなったり、硬い表情しか見せなかった人が笑顔になったり、と、成果が見えるのでとても嬉しいです。今の私達があるのは、先輩である高齢者の方々が頑張って下さったから。皆様の気持ちをよくくみ取るよう努力し、尊敬の念をこめて接しています。

日本の高齢者の方々は「ありがとう。」「お世話になります。」と丁寧にお辞儀をしながらお礼を言って下さるのでとても嬉しいですね。

クリスティーナさんにとって介護とは?

相手の気持ちになって思いやること、だと思います。私は昔から人と関わる事が大好きで、この仕事を通して、人として成長することや感謝する気持ちを学んでいます。また、文化交流にもとても興味がありますので、皆様からいろんなことを吸収しています。

それから、皆がひとつになることでより良い介護が出来る、と考えます。ひとりの力より、チームワークが大切ですね。