ただそのひとらしくあるために

久しぶりの投稿です。投稿していない間にたくさんのことを考えました。せっかくスタートしたユマニチュード流ケアどうやったら一人だけのもににならずに大きくシェアできるかなど…。

ユマニチュード流ケアと直接つながってこないかもしれませんが、最近心の中に落ちた話があります。

「施設にご家族を預けているご家族の想い(特に寝たきりの家族を持たれている方)はただその人のきれいな姿が維持されていてほしい」

私も施設で仕事をする身ながら、近くのグループホームに祖母を預けていました。徐々に記憶を失っていく祖母に心が張り裂けそうで辛くて辛くてなかなか会いには行けませんでした。

でも訪ねると、いつもホームに入所する前は染めていた髪の毛は真っ白で以前と変わっていても、とても美しく整えられ、私達の事は忘れていても、最期の日まで祖母は祖母らしく存在を保つことが出来ました。

「存在を保つ」この言葉がユマニチュード流ケアにとって重要なキーワードだと考えます。

「あなたは人間ですよ」とケアをする人が相手に伝え続けること。整容ひとつからでも伝えることができるんですね。

普段は忘れてしまって出てこなかった、娘さんの名前を何かのきっかけで思い出す事が出来て「親としての存在を保つ」

ある女性ゲストにユマニチュード流ケアを取り入れ、排泄介助やお風呂の拒否が少なくなったころ、ナイトケア時に娘様がそのゲストの足をマッサージしていた際に娘様の名前を呼ばれ「もう呼んでもらえないかと思っていた」と心の底から喜ばれていたことを思い出しました。

ユマニチュード流ケアは「存在を保つ」お手伝いになります。

関係が深くなる事で会話の量が増えます。会話が増えることで嗜好を知ることができます。お好きな服・食事選びをされる事で表情も明るくなります。その人らしさ=存在を保つ事につながります。

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