そういえば「スナップショット」って言葉。最近の子は使うのかな?

こんにちは、犬塚です。

 

突然ですが「食事の前後とか、何かしている時は大丈夫なんだけど、何もしていない時間が困る。」と言う話し。

これは、私の友人が利用者とコミュニケーションをとる際、どの様に話しかけたら良いのか分からない。という内容で会話していた時の一幕。

友人は私と同世代、これまで様々な経験を積み「コミュニケーション」において素晴らしい技術を持っており、その技術を人に伝えていく事を仕事としていた時期もあるぐらいに、

非常に能力の高い人物です。

これまで介護業界とは縁が無かったのですが、ひょんな事からこの業界で勤める事になり、現場の介護職では無く、会社の多岐に渡る取り組みに、日々忙しく関わっています。

そんな友人の口から洩れた先程の一言は、意外でもあり、良くある話でもあるとその時、感じました。

 

「利用者さん(※特に認知症の方)と何を話したら良いのか、分からない。」

この業界に長く勤めると、誰もが経験する内容ではないでしょうか?

最初は自分自身の事として。そして同僚、後輩、部下、ボランティア、実習生などなど。

皆が口を揃えて、始めてこの世界に触れた時に、最初に発する(感じる)課題。

ちなみに、この時の私の答えはこうでした。

「何も特別な事はないよ?人として接するだけ。」

 

どこかで聞いたことがある。と言う方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか?

認知症の人でなく、認知症のとして」接する事の大事さ。

(認知症)はある意味、この業界(世界)を表す重要なキーワード。

だからこそ、最初は誰しもそのキーワードに目が向き、そして惑わされるのでしょうね?

 

今回、この話をここで書き記そうと思ったのには2つの理由があります。

1つ目は、新入社員が入社して、もうすぐ2ヵ月を迎えるにあたり、

同じような悩みを抱えている若い子達が居るのではないか?と思った事。

2つ目は、その子達と、現任の、日々介護現場で頑張ってくれている

人達にも是非、お伝えしたい事がある。この2点です。

 

そのお伝えしたい内容ですが・・・

確かに「コミュニケーション」はすごくシンプルで、だからこそ非常に難しい技術です。

何かテーマがあれば(※上の言葉を借りるなら食事とか、レクとか)

そのテーマに基づいて話しかけるだけで、何となく会話は成り立ちます。

では、そのテーマが無い場合。

途端に人は「何を話したら良いんだろう?」となりますよね??

でも、これって冷静に考えてみると「とのコミュニケーション」の【?】であって、

認知症の人とのコミュニケーション」に対する【?】とは違うと思いませんか?

介護の世界に足を踏み入れ、その世界の象徴たるキーワード(認知症)に惑わされずに、

共にこの世界で生きる住人として、接してみては如何でしょうか?

 

後、もう一つ。良くある話ですが。

人生を1冊のアルバムに例えると、利用者さんにとって今、この日々は、

アルバム後半のページに差し掛かっていると言えるのではないでしょうか?

食事、入浴、排泄、更衣、レクリエーション、リハビリ、受診、外出イベントetc.

色んな介護が日々溢れています。

そしてその一つ一つはいわば、何かを行っている時間であり、

ちゃんと思い出の(写真)として、残しやすい時間です。

 

では、何もしていない時間は?

 

貼る写真の見当たらない、空白のページの様なもの。でしょうか?

 

だったら、その空白のページに、あなたとの思い出の写真を貼ってもらえたら・・・

その人(利用者)にとって大事なのは、

会話の中身では無く、誰かが触れて(気にかけて)くれる事。

ではないでしょうか?

 

 

あなたとその人の想いでは、何枚あっても良いのではありませんか?

 

 

 

 

 

 

 

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