小さな喜び

なかなか更新せず申し訳ございません。

春ですね。

先日、老人ホーム入所中の祖母と近くのデパートに買い物に出かけてきました。

エレベーターを上がったところに美味しそうなパンが売られていました。

明日の朝ごはんのパンが欲しいと祖母が言ったのでパン屋のブースのショウウインドウを覗いてみました。

ドイツやイタリアのパンが様々そろっていました。まるでベンツのロゴマークのようなプレッツェル、チーズののったフォカッチャ、食欲に訴えかけてきました。

中でもプレッツェルが年期の入った日本家屋の大黒柱のように美しく茶色く輝き、祖母の目に留まったようです。

でもプレッツェルは堅いのです…。

どんなパンが良いのか迷っていました。

そこに店員さんが登場。

まずカウンター越しに優しい、そしてさわやかな笑顔。

カウンターから出てきて、祖母の目を見ながらゆっくりと商品説明。

買うものを選んでいる間も笑顔を絶やさず。

支払の際もゆっくりと小銭を取り出す祖母に「お急ぎにならないで結構ですよ。」と声かけと笑顔を絶やさず。

帰りの際には「またいらして下さいね。」と商品を祖母にそっと手渡しながら最高の笑顔で見送ってくれました。

横にいた私も、家族が目の前で心から優しくされているのを見て嬉しくなり、少し感動を覚えたくらいです。

ホスピタリティーあふれるサービスは感動を覚えるものなんですね。そして家族が幸せにもてなされる喜びを考え直しました。

・カウンター越しの笑顔(出会いの準備)

・笑顔を絶やさないあいさつから商品説明の流れ(ケアの準備・知覚の連結)

・支払の時にせかさず、落ち着いた対応、易しい言葉、笑顔を添えて(感情の固定)

・「またいらして下さいね。」と最後まで笑顔と視線を合わせる(再会の約束)

まるで一連の流れはユマニチュードのケアの為の5つのステップみたいだなと思ったとともにいいものを見せてもらったなと非常に勉強になりました。

そんないいパン屋をみなさんに紹介したいのですが、残念ながら期間限定で開いていたとのことで紹介できません。

優しさを伝えることをあきらめないと決めた42歳の春でした。

 

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