ユマニチュードにハマったのはなぜ

何でユマニチュードがいいんだろう?と自分なりに考えた結果、まず自分のスタイルに合っているからだという答えに辿り着きました。

上手な介護職なら当然の事の様にできているはずのユマニチュード、実は20年前の自分ではできていなかったんです。汚れてるから絶対オムツを替えなきゃいけない、入浴日だから絶対お風呂に入ってもらわなきゃいけない。たくさんの「絶対~しなければいけない」で頭がいっぱいでした。キャリアをスタートしたばかりの私の介護は、きっと強制することで溢れていたと思います。自分自身が嫌になって介護を辞めました。

それから10年、別の業界で働き、介護の世界に戻って来る時、自身の家族も当然歳をとっていました。「自分の家族を預けられる介護職ってどんな人なんだろう?」昔なら考えない事を考えました。自分の家族も思うように生きたいっていうことを。強制ではなく同意して頂く事で、生活を援助できる事が一番良いに決まってる。

自分の介護スタイルは昔からボディータッチが多かったな・・・。背が高いからいつも跪いてたな・・・。ユマニチュードを知って、自分のスタイルとフィットする感じしました。

ユマニチュードに取り組んで半年ぐらい経ちました。見よう見まねなので、正解は出せませんが、劇的に変わった方も、少し変わった方もいます。何よりも「見る」「触れる」「話す」「立っていただく」事を意識することで、支援が意識的に優しくなれることが変化です。

当然にできなきゃいけなかったことはなかなか難しいです。いつもキープ・オン・ユマニチュード。キープ・オン・優しさで居られるようにしたいですね。一人ではユマニチュードはできません。支援をする全員が優しくいれることが居心地の良い空間を作るのです。

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コメント

  1. 広岡 桃子 より:

    はじめまして。随分前より、ブログを拝見しておりました。私は大阪府泉大津市にあります社会福祉法人サポートハウス 特別養護老人ホーム オズ オズ居宅介護支援事業所にて在宅のケアマネージャーをしております。
    昨年3月より、インターネットで見かけたユマニチュードに心ひかれ、所属しております認知症高齢者ケア委員会でプレゼンし、まずは委員会で取り組もうと言うことになりました。言い出しっぺなので、東京や金沢、熊本、愛媛、滋賀と講演会に参加し追い続けてきました。その甲斐あって、昨年12月には法人全体で取り組みましょうという運びになりましたが、今一つ上手く行きません。1月に行われた入門の研修にも1人でしたが参加してまいりましたが行き詰まっています。
    貴施設では一体どのようにユマニチュードを展開されておられるのでしょうか。
    どうかお話を聞かせて頂きたくメールを差し上げる次第です。これからもブログを拝見し勉強させて頂きますのでよろしくお願いします。
    気候不順の折、お身体を大切になさってますますご活躍くださいますようお祈り申し上げます。

    • 神林正樹 より:

      ご覧になって頂きありがとうございます。まだまだ理想にたどりつける支援には程遠い状態が続いておりますが、私たちの法人ではまず「ノックの徹底」からスタートしています。当然・当たり前を確実にクリアして行かないとユマニチュードの成功には時間がかかると感じます。全員がやってるつもり、出来てるつもりからの脱却は根気強いルーティンの徹底だと思います。負けないでやり続ける勇気と粘り強さが何よりも必要です。私の取り組みは周囲のスタッフより、最初にご利用者様に届いているようです。一番の応援者はご利用者さまなので共にユマニチュードを信じ、実現していきましょうね。ありがとうございました。

  2. 広岡 桃子 より:

    お忙しい中、早速の御返信、ありがとうございました。そうですね。ご利用者様に向けてのユマニチュードだったのを、今一度確認できました。焦ってもいいことないですね。今まで頑張ってきたことをあきらめる前に、思い切ってメールをして良かったです。一つ一つ取り組んで行きますね。これからもよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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