サーカス

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先日サーカスを観に行ってきました。空中ブランコ、ホワイトライオンの曲芸、ジャグリングなど、めくるめく凄技の数々に興奮冷めやらぬままです。

さてその中でも1番、私の心をガッチリ掴んだのはなんとピエロの方々。特にアクロバティックな事はしないのですが、会場のセッティングの間に客席の雰因気を暖める重要な仕事をされていました。客席の中を歩き回りながら観客を盛り上げていました。

ホスピタルクラウンという人達がいます。ピエロに扮し病院で笑顔を引き出す人たちです。ある人は風船で好きなモノを目の前で作り上げ、ある人はそっと寄り添う。ホスピタルクラウンとは「クラウンはいつでも『今この瞬間』を生きていて、出会う人やもの全てに新鮮な驚きを発見します。そしてこのようなクラウンの態度は、(中略)周囲の人達に伝染していくのです。なぜなら、このようなクラウンの無邪気さは、私達一人ひとりの奥底に誰もが持っている『内なる子供』を呼び覚ますからです。この『内なる子供』の世界とは、言い換えれば『希望』です。」(「ケアリングクラウン1 病院編より)

サーカスを観ている私は子供に帰っていました。いつの間にかピエロに誘われるままステージに上がっていました。

ユマニチュードに関わってからお年寄りの中にも『内なる子供』がいる事を感じました。大げさでも分かりやすく笑いを誘う事が出来れば、あれだけ曇っていた顔が子供のような笑顔に変わります。そっと触れて、ただ『内なる子供』に対しアプローチしていく。決して子供扱いしているわけではないですよ。誤解ないように。

自分自身の介護の中でどれだけ笑いを誘えるんだろう、どれだけの人を巻き込めるんだろうと考えながら、ユマニチュードの本質を考えるきっかけになりました。

 

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