訪問看護について、よくあるご質問

Q.訪問看護を利用されているお客様は、どのような方が多いですか?

軽度の方から、胃ろうやバルンカテーテルを挿入されている方、人工呼吸器を装着されている方など様々ですが、サービスを利用しながら、自宅で療養生活が可能な病状の安定している方々です。継続的な医療処置が必要であっても、ケアや管理…

Q.病院の看護とは、どういうところが違いますか?

病院での看護は検査や治療がスムーズに行われるための援助が主体となります。 訪問看護は、自宅での暮らしの中で、日常生活を阻害する健康問題や障害に着目し、それを解決するためのケアを行い、患者さんやご家族が希望する生活を送れる…

Q.一日の訪問件数は何件くらいでしょうか?

看護にあたる時間により異なりますが、平均して1日4件~5件程度です。

Q.訪問看護とは、具体的にどのようなことをしていますか?

体温や血圧などを測定し、それぞれの病気に合わせて症状をチェックしています。 主治医の療養指示や訪問看護の計画書に沿って看護を行いますが、訪問看護師が統一したケアが行なえるように事前カンファレンスを行ない、それぞれの病気に…

Q.訪問看護師は一人で利用者様の訪問を行なうのですか?

基本は1回の訪問を一人で行きますが、同行訪問もあります。一人の利用者に対して1対1の担当制の場合や、1対2、1対3と複数で担当する場合もあります。業務としては会社から貸与される血圧計や体温計、経皮酸素モニター、血糖測定器…

Q.訪問先で緊急事態が起こった場合の対処方法は?

場合によっては、先輩の看護師が補助に向かう場合もありますが、管理者に相談、指示を仰ぐ又は医療機関と連携を取り、必要な処置の確認、往診の依頼、あるいは救急車搬送などの手続きをとっています。

Q.在宅療養の患者さんの主な疾患は?

末期の悪性腫瘍・筋萎縮性側索硬化症・脊髄小脳変性症・パーキンソン病・多系統萎縮症等の神経疾患・脳血管障害による後遺症・認知症・糖尿病・頸髄、腰椎損傷・褥瘡など様々な病気を抱えた方を看護しています。重症の方や、呼吸器装着や…

Q.病棟での看護経験はありますが、訪問看護は未経験です。大丈夫でしょうか?また離職期間が長く不安ですが研修制度などはありますか?

当ステーションでは、訪問看護の経験がない方、ブランクが長い方、経験が豊富な方に関わらず、患者さんの訪問に慣れるまで先輩看護師が同行訪問を行ない指導しています。また新規の患者さん宅への訪問は、必ず管理者が一緒に同行訪問し、…

Q.看取りは、どんな時でも現場に急行しますか?

昼間であれば、患者さんの元に出向いて臨終に付きそいます。夜間に患者さんが死亡した場合は、オンコールで呼ばれることもあります。

Q.採用面接時にはどのような能力が重視されますか?

訪問看護は、患者さんやご家族との付き合いが深いだけに、コミュニケーション力が重要になります。また、在宅では使用する器具や設備も病院とは違うため、その中で最適な看護を提供できるよう、工夫する力も必要になります。